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霜月里芋 周波数もタイミングなのかも晩秋
霜月里芋 周波数もタイミングなのかも晩秋

霜月里芋 周波数もタイミングなのかも晩秋

みなさまこんにちは、小波です。

ああ寒い。11月20日の横浜は雨が降っていて7℃しかないのです。暖かいなと思っていたら急に冷たくしてきてさぁ、つれないのよ秋。
街にクリスマスツリーが出てきて、イルミネーションなんかも始まって、ああ冬が来るわね年末だわね。一年早いわねえ。

そろそろグラタン食べたいなって季節になってきませんか、今回は小波さんのいつものグラタンをご紹介しようと思います。
わたしのいつものグラタンは、里芋がメインの、豆乳と酒粕と白味噌と残りごはんでつくる、なんちゃってホワイトソース仕立て。毎年これを作るとああ冬がはじまるな、としみじみするやつです。




里芋は洗って真ん中にグルッと切れ目を入れて、楊枝がスッと入るまでチンします。


クッキングペーパーなんかで掴んでひねると、皮がスルッと剥けるよ。

ねぎと鶏むね肉は適当に切ります。きょうは白ねぎと玉ねぎのダブル使い。鶏むね肉はそぎ切りして塩を少し揉み込んであります。


おわんに入ってるのは食べなかったおにぎりをお湯でふやかしたものなので、ちょっと鮭が入っちゃってるけど気にしない。残りご飯とか冷凍してたご飯とかでOK、これでトロミをつけます。
中国みやげの乾燥きのこがまだあるので一緒に入れちゃう。しめじとかエリンギとか好きなきのこ入れてね。

里芋は皮剥いて適当に切ります。本日の主役なので大きめゴロゴロ。


蕎麦の実があったので入れちゃおう。


空炒りしてからヒタヒタにお水入れて、水がなくなるまで煮るとちょうどよく戻ります。

別のフライパンにオリーブオイルを入れて、ねぎを炒めます。剥いた鶏皮も入れてなんとなく鶏油も加えます。
ねぎは割とカッチリ炒めましょう、味のベースになるよ。

鶏ときのこも入れて火を通します。軽く塩胡椒します。


このまま味入れておかずになるね、お弁当とかあったら少し取っといてオイスターソースかなんかで一品にしちゃいましょう◎

豆乳を加えて弱火にして、ナツメグとかオールスパイスとか加えて、酒粕と白味噌を入れます。


酒粕はチンしてやわらかくしています。酒粕と白味噌は溶けにくかったら小さなボウルとかおわんに、煮汁少しと一緒に入れて、溶いてから加えてね。

ふやかしたごはんと、蕎麦の実、里芋も入れてサッと合わせます。


ごはんのトロミが出てきたら火を止めますよ。

耐熱容器に入れて、ねぎの青いところと、チーズをのせて、オーブン200℃15分。


モリモリに入れたので溢れていますが見ないふり。温かいうちに食べよう食べよう。

アッサリな組み合わせに見えて意外とドッシリした味わいになるから不思議な酒粕白味噌豆乳グラタン。里芋とふやかしたごはんで想像よりお腹いっぱいになるよ。
わたしはこれとスープでごはんを終わらせてしまうので、下の材料どおりにつくると結構な量になるのね、半分くらいで試してもらうといいかもしれない。


大まかな材料(直径18cm高さ6cmスポンジ型にモリモリいっぱい)
 - 里芋 3こくらい
 - 白ねぎ 1と1/2本
 - 玉ねぎ 1/4こ
 - きのこ 好きなだけ
 - 鶏むね肉 1枚
 - 蕎麦の実 あれば大さじ5くらい なくても◎
 - 豆乳 400ccくらい
 - 酒粕 大さじ1と1/2くらい
 - 白味噌 大さじ大盛り2くらい
 - 塩胡椒 適量
 - ナツメグとかオールスパイスとか 3振りくらい
 - ごはん おにぎり2/3こくらい お湯適量でポッテリとふやかす
 - オリーブオイル 大さじ2くらい
 - とけるチーズ 好きなだけ

豆乳は牛乳でももちろん◎、オリーブオイルをバターに替えても◎、好きな具材を入れて◎じゃがいもでもさつまいもでもよいし、ほうれん草とかもよさそう。
酒粕はなくてもよさそうだけどあるとおいしいよ。余ったら冷凍しておけます。普段のお味噌汁にちょっと足すと粕汁風味で温まっておいしいです。
ベシャメルつくらなくても、ごはんちょっとで何とかなるので残り物処理にもおすすめ、好きなもの入れて温かい食卓楽しんでね。



世の中には奇特な方が割といらしてね、わたしと2人のときにお心の内を聞かせてくださる機会が多うございましてね。
幾重にも包まれた美しい玉手箱をそっと開けていくように、つまびらかにされたその方自身を見せていただいて、そっと語り合うのは、わたしの愛する時間のひとつです。
やわらかな陽射しの中、2人で芝生に並んで座って、穏やかだけど高い解像度で、緻密で美しい一枚の織物とか地図とかが敷き詰められていくイメージ。

住む星が違ったり周波数が違ったりな方に出逢うことも多々あれど、それは本来とても興味深い異文化交流で楽しいこと。でもどうやってもチューニングが合わないことがたまにあって。あぁ話すだけ無駄って本当にあるんだなって感動しちゃったりして。
ねじ伏せてもねじ伏せられても意味ないから、そんなときはいつか芽が出るかもねと思いながら、そっと種を土に埋めるつもりで蓋をすることにしている。いつか芽が出るかもねなんて思いながらいつも忘れてしまうけれど、何年か経ったあとに急に花を咲かせて見せてくれたりするから、タイミングって面白いなぁといつも思うのです。

いつもごはん作ってるあなたは本当にえらいわ、おうちで食べるのんびりしたごはんで、心を落ち着かせて、身体を休めて、年末年始に備えておいてくださいよ。いろいろ忙しい時期がやってきますからね、みなさまどうかご自愛くださいませね。
おうちのごはんは気合入れなくていいの、納豆とごはんでいいの、あなたの心と身体をほどよい位置に戻すのよ。

ではまた来月お会いしましょう◎

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